歯科医の方で、新たにクリニックを開業されているなら、居抜き物件を活用するという方法がございます。居抜きとは開業に必要な設備がついている物件のことです。 歯科であれば診療台(ユニット)が主な設備です。患者さんが横たわるだけでなく、モニターがついていろいろなご説明をできるものも増えています。

患者さんが口をゆすぐところや治療のための機器も付属していますから、まさに歯科にとってなくてはならないものです。治療だけでなく、歯周病ケアのためのPMTCなどにも適したものが発売されています。 こうしたユニットは高価ですので、それが付属している賃貸物件であれば、開業を考えておられる方にとっても大きなメリットです。

また、歯の治療で欠かせないのがレントゲンです。肉眼による目視ではわからない歯の状態が一目瞭然ですので、進んでしまった虫歯の治療などにも欠かせません。 こうしたレントゲンがついている居抜き物件も少なくありませんので、すみやかに、そして余分なお金を掛けずに開業したいとお考えの方にとてもアピールできる物件となります。 他にも受付カウンターなどの内装も最初から整っていれば、デザイン料なども不要で、すぐに医院を開業することができます。ただし物件毎についている設備は異なりますので、その点は注意が必要です。賃貸ならではのメリットを活用してください。